不妊治療が保険適応になった=すぐ妊娠ではない
不妊治療が保険適用になってから2年たちましたね。
日々子宝カウンセリングをしていて思うことそれは、保険適用の恩恵を受ける人と、全く関係ない人と差が大きい事。
年齢制限や回数の制限もあり、複雑なシステムだと感じるシーンもシバシバ。
10年以上まえですが私がバリバリ体外受精をしていた時は助成金をもらっていました。
それでも長男を40歳で授かるまでに800万円以上、次男の時は43歳で約120万円使っていますので、助成金でも火の車でした。
勿論、助成金を頂けたことにはめっちゃ感謝しています。
ちなみに食養生を始めて10か月で長男を授かりましたので、体質改善成功後は長男次男とも採卵2回、移植2回で妊娠出産に至っています。
もっと早くから食養生に出会っていればそんなにお金もかからなかったのになあと、後悔先にたたず(>_<)
不妊治療が保険適応になった今、その中でいかにベストを尽くすか!そして最終的に妊娠にこぎつけることができるか!回数制限も考えてシビアになります。
時には保険適用にすることによってルールが複雑になり
やれ次は採卵なのか?
次は移植なのか?
保険適応だから貯卵はできない!自費のがいい?どうする?
などと日々クライアント様と子宝カウンセリングで作戦を考えています。
そんな中で先日、あるクライアントさんがいっていました。
「保険適用になったからすぐに妊娠すると思ったのにな……」
うーん、きっとたくさんの方が密かに思っていることだねえ
もちろんその方は、私のカウンセリングを受けてくださっているので食養生で妊娠に備えた体づくりに取り組んでいます。
でも、コウノトリごはんに来る前は心のどこかで「よし保険適用になったから、これで妊娠できる!」と少し簡単に考えていたようです。
◆保険適応になったことでステップダウンになる人もいる
私のところにいらっしゃる方は不妊治療を繰り返し、ようやく最後に「もしかしたら食事で身体を整えないと堂々巡りかもしれない」と気が付いてやってくる方が多いです。
ですから、もうマックスの治療をしている方が結構います。
そうなると、保険適用にすることによって使用できる薬の制限や検査の回数や治療方法の制限など出てきますので、逆にステップダウンになってしまうという人もいます。
そのような方はもう保険診療を最初から視野に入れておらず、常に自費でマックスの治療しています。
これが私の考える保険の恩恵を受けられる人、そうでない人の差が大きいなと思うところなのです。
◆保険だろうと自費だろうとあなたの身体は同じです。
「保険適用になったから妊娠すると思った」
そう考えたクライアントさんは、結局どっちにしたって自分の体を根本からしっかりと立て直すことが大切だと気が付き、今真剣に食事と向き合っています。
保険適用になったからといって、毎日コンビニのご飯を食べ、外食をし、ナントカカントカフラペチーノを飲み、お風呂に浸からずシャワーだけ
夜は12時を過ぎてから布団に行き、朝はギリギリまで寝て、朝ごはんを食べないで仕事に行く。
こんなことをしていたら、たとえ保険が使えたとしても自分の身体は傷んでいくだけではないでしょうか?
私は自分の経験からも、不妊治療をしている期間というのは、天からもらった未来へ続く大事な「立て直す時間」だと考えています。
◆マクロビオティック望診法の「氣」を充満して妊娠したい
体調不良があるまま、常に不定愁訴があるまま妊娠したらそれは体にとって大きな負担となります。
人間の元気のもと「氣」 分かりやすく言えばエネルギーって感じ
この氣が不足している方が望診すると多いのです
今自分の体は元気ですか?
朝起きたらきちんと疲れが取れている体ですか?
生理痛はありませんか?
生理の経血がレバー状ではありませんか?
排便は朝一回バナナ便ですか?
わけもなく気持ちがアップダウンしませんか?
もし日頃不調を感じるのであれば、もう一度自分の食生活や生活習慣を見直してみてください。
「氣」が満ちている元気な身体の延長線上に妊娠があります。
最初からリスクの多い妊娠をわざわざ自分で作るよりも、今自分で食と生活習慣を立て直すことによって妊婦生活と出産のリスクを最小限に収める。
そんな妊活を進めていくのが安全な出産に繋がるのだと多くのクライアントさん達をみて実感しています。
誰もがわかっているけど、大切なことだからもう一回
保険適応になった=直ぐに妊娠するわけではないですよー(*^^*)
子宝カウンセリングを受けたことがあり継続コースをご希望の方
★著書のご紹介★
マクロビオティックをベースに「食と生活習慣」を見直す方法を具体的に書きました。
妊娠にむけて体作りをベースからしっかり始めたい方、不妊、婦人病に悩む方、穏やか更年期を迎えたい方へ
とにかく簡単で楽しい食養生の方法をお伝えします!