不育症克服!抗リン脂質抗体症候群が出産によって治った お話し!実話です!
世の中には不育症でお悩みの方が沢山います。
やっとの思いで妊娠しても
化学流産
初期流産
死産
など、非常に心が痛む辛い経験をしている人が思った以上にいらっしゃるのです。
不育症の検査で割と引っかかるのが抗リン脂質抗体です。
抗リン脂質抗体症候群とは
30代の女性に発症しやすい病気です。
動脈や静脈の血栓症、習慣流産や胎児死亡(不育症)などを特徴とする自己免疫疾患の一つです。
自己免疫疾患とは、本来自分を守る為に働くはずの免疫機能が誤って自分自身の組織を攻撃してしまうことで起こる病気の総称です。
この病気になると「抗リン脂質抗体」とよばれる自己抗体(異物ではなく正常な体の一部を攻撃してしまう抗体)が作られてしまうという事です。
ようはお母さんの身体で血栓が出来やすい状態で、妊娠してもお母さんと赤ちゃんと繋がっているへその緒や胎盤に血の塊ができてしまうのです。
その結果、血流が悪くなり赤ちゃんが育たなくなり、流産、死産になってしまうのです。
現在の医学では抗リン脂質抗体症候群は治らない病気とされています。
ですから、不育症の検査で引っかかった場合はバイアスピリンを飲んだり、ヘパリン注射を打ったりと、対処療法をしていくわけです。
もちろんそのお薬を使うことで、ちゃんと赤ちゃんが育ち、無事に出産するわけですから、それはそれで良いのです。
しかし、絶対に治らない病気と言い切ってしまうのには、私は疑問をもっています。
なぜなら、私の級友のMちゃんは実際に抗リン脂質抗体症候群が治ってしまった人だからです。
◆30代前半で3回の流産を繰り返したMちゃん。
Mちゃんは30代前半で結婚をしました。
すぐに妊娠しましたが、残念ながら初期流産をしてしまいました。
2回目の妊娠も数ヶ月経った後でしたが、それも残念ながら初期流産。
Mちゃんは私にボソッと「アッコ、うちはもしかしたら赤ちゃんは無理かもしれない」と話していました。
間もなくして3回目の妊娠をしたMちゃん。
妹さんの家に遊びに行っていた時に、Mちゃんは出血してしまいました。
そばにいた妹さんは実は看護師さんでした。
冷静にすぐに救急車を呼んでくれて都内の病院に運ばれました。
実はこれが不幸中の幸い。
Mちゃんが運ばれた大病院は不育症で有名な先生がいる病院でした。
「30代半前でまだ若い、なのにこんなに連続して流産するのはおかしい」と、その不育症の権威の先生がMちゃんに不育症の検査を提案しました。
その時もちろんMちゃんは不育症などという単語も知りませんでした。
検査をしてみると、Mちゃんは抗リン脂質抗体症候群であったことが分かりました。
次に妊娠したときはすぐに病院に来るように指示を受けて、Mちゃんは治療を始めることになったのです。
その後4回目の妊娠をしました。
Mちゃんはとても授かりやすい体質なのですね。
そして妊娠がわかって直ぐにMちゃんはヘパリン注射を開始しました。
毎日2回太ももの内側に自己注射をしました。
毎日の注射で内腿にアザができてしまったMちゃん。
それでも妊娠を継続させるため、元気な赤ちゃんを産むために必死に頑張りました。
治療の甲斐があって、Mちゃんは元気な男の子を出産しました。
Mちゃんは自分は不育症だから、もう一人、子供が欲しいと思った時には、またあの注射をしなきゃいけないんだなと話をしていました。
2人目が欲しいと思っていましたので、その後また妊娠を計画する前に、Mちゃんは病院に行きました。
改めて不育症の検査をしましょうということで、血液検査をしたところ、なんとMちゃんの抗リン脂質抗体症候群は治っていました!!
医師も「こういうことはたまにあるんですよ」と話してくれたそうです。
Mちゃんは2人目の妊娠ではヘパリン注射は使わず、何も治療しないで無事に出産することができました。
元気な女の子が生まれました!
その後、Mちゃんは私と同時期の40歳で3人目を妊娠し何の問題もなく元気な男の子を出産しています。
◆出産したことで体質が変わったMちゃん
Mちゃんは妊娠中、産後と食事に気をつけ、早寝早起きになったのです。
身体の何がどう働いて自己免疫疾患である抗リン脂質抗体症候群が治ったのかというのは、お医者様にも説明ができなかったようです。
しかし、「マクロビオティック望診法」すなわち東洋医学の考え方に当てはめてみると腑に落ちることがあります。
自己免疫疾患やアレルギーというのは、「肺大腸」の柱と深く関わりがありますので。
きっとその柱が産後の自然な養生生活により強化されたのではないかと私は考えます。
とにかく、絶対に治らない病気と言われているものでも、何か変化を起こすことで、それが治ってしまうこともあるという実話です。
もし今、抗リン脂質抗体症候群で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、治るか治らないかは分からないですが、「食と生活習慣をしっかりと改めてみる」ということをしても何も損はありませんよね!!
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