こんにちは
子宝体質カウンセラーの小山田明子です。
世の中には子宮筋腫を抱えながらも妊活をしている人は少なくありません。
37歳まで私も多発性の子宮筋腫を抱えながら不妊治療をしていました。
しかし体外受精をしても着床せず、妊活が上手く進まないということでようやく医師から勧められてMRIの精密検査を受けた結果、「手術したほうが良い」ということになりました。
場所が悪かったので、手術して良かったです。そしてその後は食事にも気を付けているので再発はしておりません。(‘◇’)ゞ
そこで、今日は子宮筋腫を抱えながら妊活をしているHさまよりカウンセリングのご感想をいただきました。とても参考になりますので、さっそくシェアさせていただきます。(本人了承済)
子宮筋腫、低AMH、高齢妊活だからこそ食事から体質改善を!
私は子宮筋腫があり AMH も低く、年齢も40代に入り不妊治療を始めましたが、妊娠できるのか?そして体を妊娠できる体質に変えたいが方法が分かりませんでした。
体質改善の本を読み漁り、いろいろと取り入れていくうちに何が正解なのか、とうとう分からなくなってしまいました。
そんな時に「コウノトリごはん」を読み「これだ!」と直感したのでカウンセリングを受けてみようと思いました。
カウンセリングでは食事の内容はもちろん、今の自分のコンディションや弱っている所へのアドバイス、そして今までやってきた治療内容や子宮筋腫の事も一緒に考えてもらえました。
私は仕事上、イライラした時についついお菓子を食べていたのですが、 その間食の仕方も砂糖に頼らない、体によい方法をご提案いただきました。
また以前は朝食を食べないで過ごしていたのですが、カウンセリングでダメ出し(当たり前ですが 笑)されて、今までの悪い食生活を見直す良いきっかけになりました。
カウンセリングを受けて半月が経ちます。週末には一週間の献立を考えて意識的に魚を1週間のうち4日取り入れるように変えました。
旦那さんの精子の状態もあまり良くないので、白米を7分付のお米に変更しました。
旦那さんのコンディションも少し変わってくれたらいいなと思っています。
食事日記の添削をいただき、その中に「一食の中に何種類も動物性のタンパク質を入れない方が良い」とアドバイスをいただきました。
今までそこまで考えたことがなかったので、動物性タンパク質の食べ方も今後意識して変えていきたいと思いました。
私は子宮筋腫を持っているのですが、今まで医師からは子宮のどの位置に筋腫があるのかというような詳しいことを伝えてもらったことがありませんでした。
筋腫の場所によっては治療を受けた方が良いということで 、MRI を撮って妊娠するのに問題がないか調べてみたら良いという小山田先生のアドバイスのもと、今通っているクリニックから紹介状もらい今度 MRI で正確に自分の子宮の状態を見てもらうことにしました。
子宮筋腫のこともずっとウヤムヤなままだったので検査をする決断ができてよかったです。
そしてずっとサボっていたよもぎ蒸しも、週2回取り入れはじめました。
食事以外の意識変化も出てきてカウンセリングを受けて本当に良かったです。
ただ性格上ものすごい頑張ってしまうので、小山田先生がカウンセリングでおっしゃっていた「頑張らないことを頑張る」を意識して食養生をしていきたいと思っています。
小山田よりコメント
Hさま お仕事をしながらお忙しい時に貴重な感想をありがとうございます。
お米の種類を白米から分づき米に変えたりなど工夫をされていてとても前向きな姿勢が見られますね(*^^*)
ご主人も一緒に体質改善ができ、 精子の質が向上することを私も期待していますよ!!
さて、マクロビオティック望診法の観点から見ると子宮筋腫というのは極陰性食(砂糖、アルコール、南国の果物が代表)と極陽性食(肉、チーズ、卵などが代表)の両極端な食生活によるお血と冷えが原因と考えられます。
Hさまの場合は最初にわかりやすくできる体質改善策としては、一週間のうちの肉の分量の見直しと、ついつい毎日食べてしまう間食の種類と頻度を一緒に考えました。
そして、Hさまはドクターから、その子宮筋腫について詳しくお話を聞かされてはいませんでした。
子宮筋腫は子宮の外側にできている漿膜下筋腫であれば着床、妊娠に影響しない場合が多いですが、子宮の中にできる粘膜下筋腫であったり、子宮の筋肉の中にある筋層内筋腫で子宮内膜の方に張り出してきているような場合は着床、妊娠に影響が出てきます。
私の予想では、きっとドクターはそれほど着床に影響がない場所であるから伝えなかったのかもしれません。
しかし40代で AMH も低い状態で不妊治療を始めているHさまにとっては、いま自分の体がどんな状態なのかを知るということは非常に大切なことなのではないかと思いより詳しい検査をお勧めしました。
自分の生殖のこと、婦人病のこと、不妊治療のことというのは実は自分でも勉強し知識を得ることがとても大切となってきます。
「いつも病院やクリニックに通っているから全てお任せ」と考える人もいますが、現実はお医者様達はとても忙しく、一人ひとりに対してホルモン値のことや不妊治療の詳しいこと、婦人病のことなどを詳しく説明している時間がないのも事実です。
自分の体のことやホルモンのこと不妊治療のことを正しく理解することは妊娠への近道の一つと言えます。
Hさまがより詳しい子宮筋腫の検査をする決意をされたことは自分の体をちゃんと知り前へ進もうという気持ちの表れです。
今後の不妊治療にその結果を役立て、同時に食養生も楽しんで進めていってください!
お手紙をありがとうございました。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
不妊カウンセリング&子宝食事相談室「コウノトリごはん」では、なかなかドクターに聞けない不妊治療のこと、ホルモンのこと、婦人科系の病気のこと、妊娠の仕組み、不妊症になるその原因、などを妊活にまつわる知識を誰にでも分かりやすくお話しするセミナーを定期的に開催しています。
直近は2021年7月3日(土) 10時~13時です。
オンラインセミナーなのでどこからでも参加することができます。
これから不妊治療を始めようと考えている方、もっと自分の体について、不妊治療を理解したい方、また各種施術をされる方にセラピストの方のもオススメの講座です。
子宝カウンセリングを受けたことがあり継続コースをご希望の方
★著書のご紹介★
マクロビオティックをベースに「食と生活習慣」を見直す方法を具体的に書きました。
妊娠にむけて体作りをベースからしっかり始めたい方、不妊、婦人病に悩む方、穏やか更年期を迎えたい方へ
とにかく簡単で楽しい食養生の方法をお伝えします!