観相学の達人・水野南北が教える!食事で運命を変える方法とは?
江戸時代に生きた観相学の大家・水野南北をご存知でしょうか?
彼は幼少期の辛い経験から立ち直り、観相学を極め、食事を通じて運命を好転させる方法を広めました。
今回は、その驚くべきストーリーをご紹介します。
観相学とは?
観相学は、顔や身体全体を観察して、その人の性格や運勢を見極める学問です。
顔相という言葉は耳にしたことがある方も多いかもしれませんが、観相学はさらに深い洞察を必要とします。
水野南北の波乱に満ちた人生
水野南北は、幼い頃に両親を失い孤児となり、10歳から非行に走りました。
18歳で盗みを働き、牢獄に入ることになります。
しかし、その中で彼は、ふつうの人と罪人の人相が異なることに気づき、人相に強い興味を持つようになります。
出獄後、彼は乞食坊主に「剣難の相がある」と宣告され、命の危機を感じた南北は出家を決意しますが、悪相のために拒否されます。
そこで、寺の僧侶の教えで麦と大豆のみで1年間過ごす修行を行い、その後、再び同じ坊主に会うと、剣難の相が消えたことに驚かれました。
彼は食事が運命を左右する力を持つことを確信し、観相学の修行を本格的に開始しました。
観相学の達人としての成功
南北はその後、床屋や風呂屋、火葬場での仕事を通じて人相学を深め、50歳で伊勢神宮にて断食と水垢離を行い、「人の運は食にあり」という啓示を受けます。
ここで彼は、食事こそが人の運命を左右する最も重要な要素であると悟りました。
水野南北が伝える運気を上げる食べ方10箇条
現代にも通じる食事法を、南北の教えに基づいてまとめました。
- 少食の人は長寿で幸運を掴む
- 過食は不運を招く
- 暴飲暴食は運を下げる
- 美食にこだわりすぎると成功が遠のく
- 粗食でも運は開ける
- 規則正しい食事時間を守ることが大切
- 少食は病気を防ぐ
- 節制と努力が成功を導く
- 食事の節度が人格を形成する
- 過度な飲酒や肉食で運勢が停滞する
感謝の心を忘れずに
南北は、食べ物への感謝も大切にしていました。
「普段より一膳減らし、残りの一膳は神仏に感謝する」という教えです。
これは単なる食事法ではなく、心の持ち方を示しています。
私たちもこの教えを胸に、日々の食事に感謝しながら、運気を高めていきましょう。
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