解毒したい!デトックス植物 セイダカアワダチソウ
今の時代 本当にデトックスが大切なご時世です。
デトックスのお茶や、入浴剤、サプリなどなど、様々な毒消し的な物が脚光を浴びています。
そのなかでもマクロビオティックのお手当的な物を私は良く好んで試しています。
今日はその1つであるセイダカアワダチソウを採取してきたのでご紹介します!
★ネイティブ・アメリカンが治療につかうセイダカアワダチソウ
北アメリカ原産で、日本では切り花用の観賞植物として導入された外来種です。
9月の中旬から11月頃まで開花していて河原や空き地などでよくみかけます。
高さは1 – 2.5m、良く肥えた土地では3.5 – 4.5m程度にもなるので確かにセイダカですね。
このセイダカアワダチソウは解毒作用に優れていて、乾燥させてお茶として飲んだり、入浴剤として使うと良いと言われています。
特にアトピー性皮膚炎の方が入浴剤として使うと症状が改善されたという話を聞きます。
今回はせっかくセイダカアワダチソウの季節なので私も試してみました!
★セイダカアワダチソウを採取する
私が住む東京都狛江市は多摩川が近くに流れています。
この川辺に実はたくさんのセイダカアワダチソウが生えていました。
花が咲く前のつぼみが沢山の酵素を含み効能が高いと言われています。
穂先から約30センチのところでカットします。
そのまま天日や陰干しで乾燥させます。
3cmくらいにカットして入浴剤に使ったり、さらに小さくカットしてお茶として使います。
★セイダカアワダチソウを使った入浴方法
カットしたものを綿の袋やお茶パック、ストッキング、三角コーナーの網などに詰めます。
私は三角コーナーの網に入れて口を結わいて締めました。
網を水がはった浴槽にいれて追い炊き機能で温めます。
追い炊き機能がない方はお茶パックなどで煮だして湯舟に入れると良いでしょう。その時はあまりグラグラと煮てしまわないで湧いたお湯に入れてエキスがじんわりと出るようにした方が良いです。
セイダカアワダチソウ風呂は3日くらい入れ替えないでそのまま入浴してみましょう。
お風呂のお湯が黄色くなり、ヤカンで継ぎ足しをしたら本当に泡立ちました!
入浴の感触は「お湯が柔らかくなる」です。まるで温泉のお湯みたいにほのかにお湯がまとわりつく感じがして気持ちよかったです。
★セイダカアワダチソウのお茶
お茶の入れ方は通常の緑茶などと同じです。
私はお茶パックに乾燥したセイダカアワダチソウをいれ、急須にお湯をいれて2分ほど蒸しただけです。
思ったよりも早く色が出ました。
お味は「なんか体によさそうなハーブの香り」です。特に強い癖はなく私は飲みやすいです。
しかし、一度ヤカンで麦茶のようにグラグラと煮だしたら苦くなってしまいました。(結局、湯船につかいました)
★セイダカアワダチソウの効果
葉には炎症を緩和するフラボノイドが含まれているため、ヨーロッパでは葉を潰して虫刺され治療や怪我の止血や洗浄液として使われるようです。
アメリカではネイティブ・アメリカンの大切な薬草とされ、整腸剤やカゼ、ケガに民間療法として使われてきた歴史があるそうです。
★空地や公園、河川敷を良くみるとセイダカアワダチソウがある!
10月はセイダカアワダチソウが収穫にぴったりの季節です。
今まで何とも思っていなかった場所にひょっこり生えていますよ。
実はセイダカアワダチソウと花粉症の原因となるブタクサの見た目が似ています。
ひと目でわかる大きな違いは葉の形です。
セイダカアワダチソウの葉はササの葉のような細長い形です。
ブタクサの葉はギザギザのヨモギのような形です。
見分け方は簡単ですので、自然療法のデトックスに興味のある方はセイダカアワダチソウを採取してみましょう!
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