自分の体を観察すること、それが望診です!
「朝、何となく鏡の前で舌を出したら真っ白だった!」なんて経験はありませんか?
昨日は赤い舌が今日は真っ白!自分の体にどんな変化が起こっているのでしょうか?
私が開催しているオンライン講座セルフチェック望診法では肌・目・舌・爪の望診の仕方を学びます。
今回は、その中の一つである「舌の望診」に関してお話します。
カゼの高熱や二日酔いのときなどに舌が真っ赤だったり、舌の苔(こけ)が真っ白で厚くなっていることはありませんか?
舌は身体の状態を知るための大切な指標となります。
望診では舌そのものの形・色・乾燥度・苔のはえ具合などを観察します。
私の講座「セルフチェック望診法」では鏡を用意して実際に自分の舌を観察します。
舌を出すときは、自然に舌を伸ばし、舌全体を十分に出してみて下さい。(食後の場合は30分以上たってから)
こんな舌の状態になっていませんか?
舌先や舌の周辺に赤い斑点がある。
舌全体が厚ぼったい。色は白い、赤い、または紫。
舌についている苔の色は白いか、黄色いか、または灰色・黒色。
舌に亀裂が入っている。舌の周辺に歯の痕がついている。
舌下の静脈が太くうねうねとしている。
さて、あなたの舌はどんな舌でしょう?
望診した結果の簡単な例をあげましょう
貧血症の人は舌全体が柔らかく白っぽいことが多いです。
舌先や辺りがイチゴのように赤いプツプツとか、紫がかっていたり、舌の裏の静脈が太いときは、「お血」という血液の巡りが悪く血液がどこかに溜まっている状態をあらわします。
また舌のふちに歯型がついていれば体に余計な水が溜まっている「水毒(すいどく)」のサインです。最も分かりやすい例は、二日酔いで口が渇いて手足がむくむときなどです。
他にも様々な事が舌の望診により読み解けます。
体を観察して体質や体調を把握し、それを改善していくためにはどんな食材を食べたら良いのかを学び、体質改善に役立てていくのが「セルフチェック望診法」の目的です。
人は「1日に舌を3回みると、病気が早くみつけられる」といわれています。
「舌診」はマクロビオティックや東洋医学的には、自分や家族の体の状態を知る簡単で便利な方法なのです。
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