禁煙に苦しむ妊活中の旦那様へ
最近、私のクライアントさんたちの妻たちから同じお悩みが相次いで寄せられています。
「旦那がなかなかタバコをやめてくれないんです。」
医師からも忠告がありながら、彼はまだそのクセから抜け出せず、密かに吸っている様子。
妻は採卵のために一生懸命努力して、夫は禁煙ができないでいる。
妻たちは内心怒りを感じています。
ご存知の通り、夫婦関係では妻の言葉が通りにくいことも多いですね。何度言ってもなかなか行動に移さない傾向が7割8割あるようです。
もちろん、素直に聞いてくれる大人なマインドの持ち主の旦那さんもいますが、権威に弱い人や医者の言うことに素直に従う人も一定数います。
しかし、それ以外の人たちは、どうしても禁煙に踏み切れないようです。
それは妻が嫌いだからではなく、むしろ愛していて、将来子供も欲しいという夢を共有しているからこそ痛いところです。
なぜ辞めてくれないのか、その理由によってはマジで離婚まで考えてしまうこともあるかもしれませんね。
さて、今日は私の経験を元に、禁煙が難しい夫について考えてみましょう。
★禁煙できない夫の事情
- 単純に中毒
タバコのニコチン中毒は、他の中毒と同じで、定期的な摂取がないとイライラや不安が募ります。
- アイコスだから大丈夫と勘違い
電子タバコは新しい選択肢ですが、その安全性は確立されていません。新しいものには慎重になるべきです。
- 休憩時間の確保
タバコを吸うことで、彼らは休憩の一環としてリラックスしているかもしれません。しかし、休憩はタバコだけでなく、他の方法でも取れます。
- 心理的依存が大きい
ニコチン依存症の肉体的な依存は薬で対処できますが、心理的な依存は複雑で、タバコに対して良いイメージがあれば離れることが難しいです。
- タバコが体に悪いと思っていない
一部の人は、タバコと健康被害の関連性を否定し、自分を正当化することがあります。
こうしたタイプには、他の健康被害についても理解してもらう必要があります。
例えば、顎や舌のガンとタバコの関係を知っているでしょうか?
これらの部位のガンになると、手術が必要で、外見が大きく変わり、コミュニケーションが難しくなり、リハビリが必要です。
こういった事実を知らない人は、タバコが体に悪くないと思い込んでいる可能性があります。
★タバコの痕跡は肺に残る
禁煙の話になると、私は必ず告白します。実は私もかつては喫煙者でした。
今となっては言えますが、10代後半から何となくタバコに興味を抱き、26歳で禁煙に成功しました。
しかし、健康診断でまだタバコを吸っていた痕跡が残っていると指摘されることがあります。
私はウィンストンという重いタバコを吸っていましたが、禁煙できたことは人生の中での大きな成功体験です。
私は禁煙を始める際、タバコを持ちながら挑戦しました。
最初の3ヶ月間は夢でタバコを吸うことがあり、我慢の日々が続きました。
しかし、3ヶ月後に再び夢で吸った時、吐き気を感じました。
それがきっかけでニコチン依存が抜けたと確信しました。
私の場合は風邪を機に禁煙を誓いましたが、これはなかなか難しいことかもしれません。
禁煙に成功するためには、期限を決めることも大切です。
不妊治療期間を考えて、「私は42歳だから不妊治療ができるのは2年くらいだろう。だから2年間だけ禁煙して欲しい!後は自由にして下さい。」
と期間をきちんと決め、淡々と説明するのも一つの方法です。
一生と言われると抵抗感が生まれますが、期限があれば気楽に取り組むことができます。
それでも難しい場合は、家族で話し合い、カウンセリングを受けることも考えてみてください。
一度タバコをやめたら、2年後には吸いたいという気持ちが薄れていることでしょう。
禁煙は健康のためだけでなく、将来の赤ちゃんに対する愛情表現でもあります。
奥様方、タバコを吸っている旦那様に期限を決めて禁煙を提案してみてください。それでも難しい場合は、お気軽にコウノトリごはんのカウンセリングにお越しくださいね。
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