「マニキュアでも塗ろうかな」 「ちょっとハンドクリームでも塗るか」
そんな時にふと自分の爪にタテ線があることに気が付いたときはありませんか?
若い時からあるという人もいれば、なんだか最近でき始めたという人もいることでしょう。
自分の体の小さなからだの変化に気が付くことはマクロビオティック望診法としても大切です。
爪のタテ線には何個か原因があります

その代表的は二つをあげていきましょう
その1 老化による乾燥
ある程度、年を重ねていくと体全体が乾燥しがちになりますよね。40歳位を超えてくると肌、髪など、艶が減ってきて途端に高い化粧品に手を付ける人もいるのでは?
爪も例外ではありません。乾燥によってタテ線がでてくるとマクロビオティック望診法では考えます。
その2 塩分のとり過ぎ
老化によるタテ線は多少は自然のことなので仕方ないとしても、時々私の子宝カウンセリングで相談者さんに見逃せないほど深いタテ線が爪に入っていたり、まだ20代なのに爪がボコボコの人がいます。
これは塩分過多とマクロビオティックでは考えます。
塩が多すぎることによって締まり過ぎたり、水分が足りなくなってしまう事があるのです。
そこで今日のテーマは「減塩」についてです。
減塩の初めの一歩は塩に種類の見直しから

減塩と聞くと単に塩味を減らすとか、減塩醤油を使うと考えがちですが一番最初にやって欲しいことは塩の種類の見直しです。
家庭で食卓塩 すなわち精製塩を使っていませんか?
塩についての詳しい内容はこちらから
塩を購入する際に一番チェックしたいところは製造過程です。
やっぱり「天日」がいいですね。
お日様の光を浴び、ビタミン、ミネラル豊富な塩を体内に入れることによって体の負担が少なくなるのです。
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お醤油にも同じことがいえます。![]()
丁寧に職人さんが作った醤油は味も香りも全く違います。
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塩、しょうゆは毎日使うスタメン調味料!是非とも本物の上質なものを使いましょう。![]()
減塩してもダシを上手に使えば味はさらに良くなる

①旨味のある食材を活用する
「最近は忙しくてダシをとっていないわ」なんて声が聞こえそうですが、ダシを天然の食材からしっかりとると、塩で味付けを濃くしなくても風味がよく素材の味を楽しめます。
・昆布
・乾燥シイタケ
・かつお節
・煮干し
・鶏がら
・とんこつ
などなど
特にマクロビオティックでは昆布や乾燥シイタケが使われます。
どちらも一晩水につけておけば、それだけで美味しいダシが出ますのでトライしてみてくださいね!
②味噌汁やスープ、麺類の汁ものには野菜など具沢山にする
具材が沢山はいることで、具材そのものの旨味成分がでてきます。そして具材がたっぷり入ることで水分の割合が少なくなり使用する調味料が減り減塩に繋がります。
③風味や香りを上手く活かす
カレー粉やごま油の風味はおかずに個性を与えます。また柑橘類は季節に合わせてレモン、ライム、ゆず、などを添えましょう。柑橘類の「酸味」は東洋医学では「肝・胆」の働きを助けます。
唐揚げなどの揚げ物にレモンが付いてくるのには「肝・胆」が油の処理を上手くできるようにするための最高の相棒なのです。
④その他の調味料で工夫する
マクロビオティックを実践していると和食がメインになってきますが、時には洋食も楽しみたいですよね。そんなときは質の良いケチャップやマヨネーズ、昔ながらの製法のお酢を利用することも減塩に繋がります。
妊活中の今から減塩し薄味に慣れておく

減塩は大人だけでなく実は子供時代からやっておくことが重要です。
なぜなら乳幼児からの減塩習慣が、その子の味覚を育て、薄味に慣れていくことで、大人になったときの味覚(舌の感度)や生活習慣予防に繋がります。
妊活中のいまから薄味にしておくことは、妊娠前、妊娠中、産後、育児、全てのステージにおいて大切なのです!
ここで減塩〇×クイズ!!

問題①
「濃口しょうゆ」と「薄口しょうゆ」塩分が多いのは「濃口しょうゆ」のほうだ。
問題②
減塩の為にはいつもよりも多めに粉末ダシを入れて味噌汁を作った方が良い
問題③
「熱いもの」と「冷たいもの」では「熱いもの」のほうが薄味に感じる
*答えは記事の下にあります
不妊や婦人病、高血圧、「腎」の不調で悩む時は野菜を果物でカリウムを!

カリウムは体内に一番多く存在するミネラルです。
カリウムは野菜、芋類、果物に多く含まれていて、私達の塩分のとり過ぎを防ぐ働きがあります。
そう、カリウムは食塩に含まれるナトリウムを体の外に出すことで、血圧の上昇を抑え高血圧を予防してくれるのです。
妊娠高血圧症候群の予防にも知っておきたい知識ですね。
マクロビオティックでは陰陽のバランスが大切

マクロビオティックでは大まかにみてカリウムの多い食材は陰性であることが多いです。(バナナ、夏ミカン、メロン、なす、里芋、ジャガイモ、かぼちゃ、ホウレン草、ひじき等々)
時々マクロビオティックをちょこっと自己流で勉強した方が「私は陰性食材は食べません、冷えるから!」といって、陰性食材を排除してしまう人がいるのです。
これはマクロビオティックを勘違いしていてとても心配な状態です。
確かにバナナなどは南国の食べ物なので積極的に摂ることはおすすめしませんが、芋類や葉物野菜まで同じように排除してしまっては陽性に傾きすぎてしまいます。
常に体を中庸にしていくのがバランスのよい状態です。
単純に陰性だからといって「食べない」と決めつけるのは止めましょうね。
現代人は野菜が不足しがちです。意識して美味しく食べていきましょう!!
減塩〇×クイズの答え
問題①×
②×(粉末ダシにも塩分含まれているので注意)
③〇(冷えた時の方が濃く感じます、味付けの際に注意)
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