不育症から妊娠に至った8つの事
5か月前にコウノトリごはんの子宝カウンセリングを受けにいらしたY様より妊娠報告をいただきました(*^^*)
二人目をご希望だったY様は育児、仕事、家庭とフル回転で毎日を過ごしています。
そんな多忙なY様が妊娠にいたるまで、どのようなことを意識して実践していたのか教えていただきました。
とても参考になりますので、まずはシェアさせていただきます。(本人了承済)
★ストレスで食べていたお菓子の種類変更と食べる回数を減
小山田さんの本を読み、食事の写真を撮るようになりました。
自分がどのような食事をしているのか客観的に見る為です。
そして、カウンセリング後に、具体的に変えた点は以下の点になります。
- ストレスで食べていた甘い洋菓子(ドーナツ、フィナンシェ、シュークリームなど)のおやつを和菓子(おせんべい、団子、今川焼き、寒天など)に変えました。
- 玄米も食べる機会を増やして、毎朝食べていた食パンをご飯に変えました。→不安定だった排便が毎朝順調になりました。
- 小豆茶を食事の際に飲むようにしました。
- 糠漬けを始めてみました。(色々準備に時間がかかり、食べられるようになったのは移植周期以降ですが)
- 毎日カフェオレにして飲んでいた牛乳を週1程度にしました。(コーヒーも辞めました)
- にんじん、じゃがいもの皮を剥くのを辞めました。
- 里芋をあまり調理したことが無かったのですが、カウンセリングで教えていただいたように、蒸して皮を剥いて塩をふって食べる機会が増えました。
- 生野菜のサラダを温野菜に変える機会を増やした。
私の場合、不育症、不妊の原因と対策がある程度診断がついていたので、医療でできる治療と対策はしていました。(変な言い方になりますが、あとは神のみぞ知る領域ですかね気持ちとタイミングと運でしょうかね…)
治療の通院以外で、自分で何かできる事をしたいと思っていたので、自分の体調と食事を考える事により、通院する際、気持ちに余裕が持てるようになりました。
今までは、採卵周期や移植周期の時など、検索魔となり時間が有れば、ネットばかり見ていましたが、カウンセリング後は、食養生の事を考えたり旬の物って何だろう?と八百屋さんへ行ったり、ヨガや体操など、体を整える方法を学んでいたら、あっという間に移植も終わりました。
不育症の私には、妊娠初期は不安でしょうがないのですが、今回は「自分でもできる努力はしたし、ダメならダメでしょうがない」と考えられるようになり、不安感が減ったように感じました。
子供が欲しい気持ちは変わりませんが、必死に治療の結果ばかり考えていた以前よりは、治療の辞め時を夫と話し合ったり、自分の体の事を考える機会が増えて以降、少し心に余裕が持てるようになりました。
今は悪阻の為、はちゃめちゃな食生活になっていますが…少しずつ整えていきたいと思っています。
★小山田よりコメント
Y様、ツワリの最中、大変参考になるメッセージをありがとうございました。
しっかりと戦略をたて、実践し、とてもスマートな妊活スタイル&思考という印象を私はうけました。
Y様にお会いした時の私の印象は「物事の効率を考え、冷静に見極めるスマートな方」でした。
カウンセリング後には、何に取り組めば、どう体が変わっていくのかをちゃんと整理できて、それを淡々と実践していたことが食事日記の添削で良くわかりました。
Y様はマインドセットがしっかりできるタイプです。
マインドセットは妊活や食養生だけでなく、仕事にも大きく活用できます。
どんなシチュエーションでも自分で自分の軸を決めて行動することはとても大切ですね。
さて今回はY様が教えてくれた1~8の妊娠へ向けた食事の実践を簡単に解説します。
- ストレスで食べていた甘い洋菓子(ドーナツ、フィナンシェ、シュークリームなど)のおやつを和菓子(おせんべい、団子、今川焼き、寒天など)に変えました。
洋菓子から和菓子にすることによって余計な油の摂取が抑えられます。頻度も4日に一回や7日に一回など自分で決めることが大切です。
- 玄米も食べる機会を増やして、毎朝食べていた食パンをご飯に変えました。→不安定だった排便が毎朝順調になりました。
パンがメインだとどうしても便が固くなったり、べたべたになったりします。米にすることで「氣」が補われ、循環も良くなります。
- 小豆茶を食事の際に飲むようにしました。
小豆は「利水」といって体の水分コントロールをします。小豆はお茶で水分として摂取すると尿の出が良くなり、アンコなどの固形で食べると排便します。
- 糠漬けを始めてみました。(色々準備に時間がかかり、食べられるようになったのは移植周期以降ですが)
ぬか漬けは日本人の腸内環境を整えるのにオススメのアイテムです。味が苦手でなければ多くの人に挑戦していただきたいです。下痢、便秘を繰り返す人は毎日少しづつ食べてみましょう。
- 毎日カフェオレにして飲んでいた牛乳を週1程度にしました。(コーヒーも辞めました)
乳製品はし好品という扱いが良いでしょう。離乳してから。しかも多種の乳を飲んでいるのは人間しかしません。乳離れしましょう。乳製品を少なくするだけで体調が整う方がいます。
- にんじん、じゃがいもの皮を剥くのを辞めました。
マクロビオティックの基本「一物全体」ですね。野菜や果物で皮をむかないで食べられるものはできるだけむかないで食べる。皮と実の間にある栄養も大切です。動物ならば頭からしっぽまでいただくようにします。
- 里芋をあまり調理したことが無かったのですが、カウンセリングで教えていただいたように、蒸して皮を剥いて塩をふって食べる機会が増えました。
一番シンプルで美味しい里芋のいただき方ですね。里芋は排便を促し消化不良やむくみにも効果的です。
- 生野菜のサラダを温野菜に変える機会を増やした。
生野菜は体を冷やす力があるので胃腸の弱い人や、冷え性がある人は火を通した温野菜がオススメです。
以上とても具体的な体験談を送ってくださりY様には感謝感謝です(*^^*) どんな教科書よりも実際の出来事をシェアする方が、多くの方の脳裏に残るのです。
そして机上の空論ではないのでわかりやすく、同じ悩みの方も「チャレンジしてみよう!」と思えるのではないでしょうか。
どうぞ参考にしてくださいね!
Y様の穏やかなお産を祈っています!妊娠おめでとうございます!
子宝カウンセリングを受けたことがあり継続コースをご希望の方
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妊娠にむけて体作りをベースからしっかり始めたい方、不妊、婦人病に悩む方、穏やか更年期を迎えたい方へ
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