
AMHが高い=妊娠しやすい?その考え方、少し注意が必要です
子宝カウンセリングをしていると、よくこんな質問をいただきます。
「AMH(抗ミュラー管ホルモン)の数値が高いので安心ですよね?」
「低いと言われてショックです…もう難しいのでしょうか?」
AMHは、卵巣の中にどれくらい卵子の「在庫」があるかを示す指標です。
確かに、卵子の数が多ければ採卵で得られるチャンスも増えます。
ですから、高めの数値は一見すると有利に感じられます。
けれど、AMHが高い=妊娠しやすいというわけではありません。
なぜなら、卵子の「数と質」は別の問題だからです。
卵子の質は、年齢や生活習慣、ホルモンのバランスなど、 日々の体の状態に大きく左右されます。
どんなに卵子の数が多くても、質が伴わなければ 受精や着床まで進みにくいこともあります。
反対に、AMHが低くても年齢が若ければ、 卵子の質はまだ十分に保たれています。
ですから、必要以上に落ち込むことはありません。
ただし、卵巣の「在庫」が少ないという現実は変わらないため、できるだけ早めに体を整え、妊娠のチャンスを生かしていくことが大切です。
望診法では、卵巣や子宮の働きは「血」と「気」の巡りと深く関係していると考えます。
日頃の食事、睡眠、ストレス、冷えなど。
こうした要素がすべて、妊娠力を左右するカギになるのです。
AMHを上げることはできる?それとも下がる原因がある?

よく「AMHを上げるにはどうしたらいいですか?」と聞かれますが、 実はAMHの値そのものを上げることはできません。
AMHは、卵巣内にある原始卵胞(まだ目を覚ましていない卵子)の数を示すためです。
ただし、卵巣の機能を守ることは可能です。 つまり、卵子の減り方を緩やかにしたり、
卵巣の環境を良くしてあげることはできるのです。
反対に、AMHを下げてしまう要因には次のようなものがあります。
*慢性的なストレスや睡眠不足
*体を冷やす生活(血流の悪化)
*急なダイエットや偏った食事制限
*喫煙習慣
*そしてもちろん、加齢による自然な変化
これらはどれも卵巣の血流やホルモン分泌に影響し、 卵巣機能を弱めてしまう可能性があります。
ですから、まずは冷やさない・ためこまない・よく巡らせる生活が大切。
温かい食事を心がけ、発酵食品や旬の食材で腸を整え、 質の良い睡眠をとることが、卵巣を守る第一歩です。
数字にとらわれすぎず、「自分の身体を知る」ことから
AMHの数値はあくまで目安です。
その数字に一喜一憂するよりも、今の自分の体を理解し、整えていくことが大切です。
それこそが、妊娠力を高める一番の近道です。
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