女子大生にPL480条について考えてもらう 小麦粉と日本人の関係はいつから?
昨日は戸板女子短期大学で講義をさせていただきました。
私は6月の火曜日に4回、食と生殖についてお話をさせていただいています。
昨日はマクロビオティックの基礎についての講義です。
1時間という短い時間の中でどこまで食養生についてお話しできるかは本当に難しいのですが、なんとか20代前半の女子たちに食について考えて欲しいので色々と考えております。
今回は日本がなぜ小麦粉を戦後沢山食べるようになったのかを考えるPL480条について調べて自分の意見を書くように課題を出しました。
PL480条とは簡単にいうと、余剰農産物協定といってアメリカで余った小麦粉やトウモロコシなどを敗戦国の日本やその他の発展途上国にあげたり売ったりしましょうというお話。
PL480条についての資料はこの世に沢山ありますが、良いイメージで書いてあるものと、余りものを売りつけやがって!という悪いイメージで書いてあるもの両方あるので、両方読むのがいいかと思います。
私個人の意見としては、「日本人の身体に合わない物をやられちゃったなあ」です。
マクロビオティックを勉強すると、それは日本の「食」の歴史に繋がってきます。
大麦、小麦、大豆などは弥生時代に朝鮮半島からやってきたとされています。
しかし小麦は日本での栽培が難しく、メインで作るというものではなかったようです。
小麦は乾燥した土地を好み、日本のような湿気で収穫が梅雨と重なるというのは合わないのです。
そして大麦は小麦よりも収穫がやや早く、米との二毛作に良いとの事。
田んぼで米を収穫したら、大麦を蒔いて、6月に収穫し、今度はまた米を育てる。
身土不二をベースに考えると、やはり自然にその土地で育つものがその土地に生きる人の身体に良いと考えるわけです。
◆体感を大切にしましょう!
パンは確かに美味しいですね。
しかし、私自身、そしてクライアント様たちの経験を通して出た結果は
小麦が多いと排便が乱れる
です。
もうこれ以上もこれ以下もないですね。
排便が乱れる=すべてのありとあらゆる不調の原因になる
排便はデトックスの基本! そして私たちの体調を教えてくれる自分専用ドクターです!だからウンチ先生!!
条約云々の話は食の歴史を知るうえで、皆さんに調べて欲しいことですが、ウンチ先生からのお便りも毎日ありがたく読んでくださいね!
来週の戸板女子短期大学での授業は「望診法」です!
楽しみ!
短大生じゃなくてもオンラインで私の講座が聞けますよ!
チェックしてくださいませ!!
子宝カウンセリングを受けたことがあり継続コースをご希望の方
★著書のご紹介★
マクロビオティックをベースに「食と生活習慣」を見直す方法を具体的に書きました。
妊娠にむけて体作りをベースからしっかり始めたい方、不妊、婦人病に悩む方、穏やか更年期を迎えたい方へ
とにかく簡単で楽しい食養生の方法をお伝えします!