夏が旬の食べ物としてたくさんの方に親しまれている枝豆。
特に妊活をしている方は、枝豆、大豆と聞くとイメージとしてイソフラボン、エストロゲンという単語が気になるのではないでしょうか?
塩で茹でたり、炊き込みご飯、ずんだ餅など枝豆の食べ方は色々な方法があります。
今日はその枝豆についてお話ししましょう。
枝豆とは
枝付きのまま茹でて食べていたことから枝豆という名前がついた様です。
枝豆は未成熟な大豆を青い間に収穫した野菜です。
「畑の肉」と呼ばれる大豆と同様に、枝豆もタンパク質やカルシウム、ビタミン類、食物繊維、鉄、カリウムなどのたくさんの栄養成分を含んでいます。
私達がスーパーマーケットや八百屋さんで買える枝豆の多くは、表面に白いうぶ毛のようなものが生えている白毛系と呼ばれているものです。
枝豆は粒の大きさや収穫時期、サヤやうぶ毛の色の違いなどから400種類以上あるといわれているんです。
美味しい枝豆の選び方
- 実が膨らんでいて粒が揃ったもの
- 緑の色が濃く鮮やかなもの
- 早く気に変色がなく、みずみずしいもの。枝にたくさんサヤがついているもの (枝付きの方が鮮度の低下を防げます)
枝豆は鮮度の低下が早いので出来るだけ早めに食べましょう。
枝豆の美味しい茹で方
- 枝豆を洗った後サヤの先端を少し切り、多めの 塩で揉む
- たっぷりのお湯を鍋に沸かし3~5分程度茹でる
- ザルに移して素早く冷ます。お好みで塩を振りかけたら出来上がり
ポイントは茹でる前に枝豆をお塩で揉むことで余分なうぶ毛が取れてとてもきれいな緑色に茹で上がりますよ。
枝豆クイズ
枝豆は種をまくと芽が出て花が咲きます。
花が咲くとさやの中に豆が育ちやがて収穫の時期になります。
枝豆の食べ頃は花が咲いてからおよそ何日くらいでしょうか?
①10日 ②20日 ③30日
答えはこの記事の下の方にあります(^^♪
マクロビオティック的に考える豆との付き合い方
健康的な食事の代名詞に「まごわやさしい」という言葉がありますね。
ま 豆類
ご ごま
わ わかめ
や 野菜
さ さかな
し しいたけ キノコ類
い 芋
この「まごわやさしい」の一番最初に豆が来るので、健康のためにと言ってやたらと豆を沢山食べる人がいます。
確かに大豆のタンパク質というのはしっかりと摂取していきたいものなのですが、 どんなに体によいと言っても大杉ては逆に身体の負担になります。
豆は陰陽五行の「脾・胃」に属し、五味では甘味に入ります
豆を適量を食べる分には「氣」を補い、元気を与えてくれます。
しかし、「脾・胃」の相克の関係(多すぎると相手をやっつけてしまう関係)は生殖で最も大切な「腎・膀胱」です。
発酵している大豆ならばまだ良いのですが、豆乳やただの煮豆を大量に摂取すると、相克の関係で腎を痛めてしまうのです。
納豆や味噌などの発酵した大豆はOKです。
過ぎたるは及ばざるがごとし
食べ過ぎには注意しましょう。
正解発表
クイズの正解は③
枝豆は花が咲いてから30日ほど経つとサヤが膨らんで食べごろを迎えます。
夏といえば枝豆!旬を楽しみましょう!
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