妊活中!子宝体質を目指す!秋に気をつけたい食と生活習慣の話
夏はいかがお過ごしでしたか?日中はまだまだ蒸しますが、すっかり朝夕の気温が下がり秋の気配を感じますね。
夏の疲れを体は感じていませんか?私は感じております(笑)
夏はどうしても食と生活習慣が乱れがちです。楽しいイベントが夜に沢山ありますし、寝苦しいので寝不足になりがちです。暑いのでどうしてもアイスや冷たい飲み物に手が出ます。そして、ビールが美味しいのです。
するとツマミ系の食事になり、油っぽいおかずや、味の濃い物が多くなります。すると慢性的に体が冷えている状態となり消化力が落ちてきて食欲が落ちるので、さっぱりした素麺などが欲しくなりまた冷えるといった悪循環が始まります。
夏の胃腸の疲れが8月の末から9月にかけてやってくる!
そこで、是非とも今の時期にしっかり体を食と生活習慣で整えて秋に備えて行きたいと思います。特に子宝を望む方は短い秋が終わったらすぐにやって来る冬に備えていくための大切な準備期間です。
立秋という言葉をご存じですか?2019年の立秋は8月8日でした。8月8日あたりなんてメチャクチャ暑い盛りですが実は暦の上ではもう秋の始まりなんですね。
ですから、立秋を境に「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に移行するのです。
という事は、良い体調を維持していくには夏の終わりからの食養生が大切になってきます。
8月も下旬に差し掛かりましたら、まずあまり冷たいものを摂らないようにしましょう。
特にビールやアイスや氷で冷えた飲み物です。
腰痛持ちのあなた!ビールは好きですか?
とても分かりやすいのが9月の中頃になってくると腰のトラブルが増えます。ぎっくり腰なんかは秋が多いんですよ。理由は….ビールです。ビールが好きな人に腰痛持ちが多いんですね。夏に沢山冷えたビールを飲むと胃がとても冷えます。常温のビールを飲む日本人はそうそういません!胃が冷たいもので冷えると、実は背中側の筋肉も固くなってしまうのです。その背中側の筋肉の疲労が蓄積して、ある日突然…「ぎくっ!!!」っとくるわけです。
ビールは何で出来ている?
ビールは麦から出来ています。麦の旬、すなわち収穫は夏です。という事は陰陽で考えると、麦は体を冷ます陰性に入ってきます。麦でしかもキンキンに冷やして飲むビール。そりゃ冷えますよね。子宝を望む人、腰痛持ちの人はそろそろビールは控えましょう。ちょっとリラックスしてお酒を飲みたいときは常温で美味しい物や、熱燗、お湯割りにシフトチェンジしていきましょうね。
夏野菜もそろそろ少なくしていきましょう。
トマト、キュウリ、オクラ、ナス、スイカ、メロンなどなど
夏の野菜や果物は本当に美味しいですね!我が家も家庭菜園でミニトマトやキュウリを育てていました。まだまだ暑いので夏野菜も育つような気がするのですが、露地栽培をしていると季節の移り変わりが良く分かります。もう、ミニトマトなんかは実が付きません。8月の終わりからそんな感じでした。
という事は、もう旬は終わったということです。マクロビオティックの基本「旬のものを頂く」に沿うならもう夏野菜はおしまいです。しかしスーパーでは四季に関係なく、いつでも夏野菜は買えるのです。夏野菜は基本的に体を冷ます陰性の食材です。ですから秋からは夏野菜を食べる時は調理して食べましょう。火を入れる事で陰性から中庸に傾きます。
お料理のレパートリーがふえますよ!
例えばトマトでしたら冷やしトマトから煮込みトマトスープに変えたりして出来るだけ冷えないように工夫します。調理する際も、にんにくや玉ねぎなど陽性の食材を上手く組み合わせてみると良いでしょう。
秋は美味しい食材がいっぱいやってきます。カブ、里芋、レンコン、ゴボウ、人参、カリフラワー、まいたけ、しいたけ、サンマ、サバ、鮭、イチジク、栗、柿、りんご
食欲の秋ですね。そして実りの秋!アイスを食べなくても美味しい物が沢山ありますよ!!
温活は妊活!秋からは温まることを意識して!
それから、生活習慣の部分で夏から切り替えたいのが「シャワーのみ」から「湯船につかる」です。夏はどうしてもシャワーだけになりがちですが、もう体を温めていきましょう。秋に冷えを持ち込んでしまうと、秋の乾いた空気で咳や呼吸器の調子が悪くなりがちです。段々と乾燥してきたときにイガラっぽくなってしまうので要注意です。
赤ちゃんが欲しいときは出来るだけ余計な薬は使いたくないですよね。ですから、風邪をひかないように冷やさない、温かさを保つ生活習慣に切り替えていきましょうね!!
実は冬よりも夏の方が体を冷やしてしまうことを忘れないでくださいね。
子宝カウンセリングを受けたことがあり継続コースをご希望の方
★著書のご紹介★
マクロビオティックをベースに「食と生活習慣」を見直す方法を具体的に書きました。
妊娠にむけて体作りをベースからしっかり始めたい方、不妊、婦人病に悩む方、穏やか更年期を迎えたい方へ
とにかく簡単で楽しい食養生の方法をお伝えします!