早い人はもう「鼻が痒い」「くしゃみ、鼻水」「目が痒い」といった花粉症の症状がでているようですね。
こんなコロナ渦では例え花粉症のくしゃみでも周りの反応が気になってしまいませんか?
電車の中でくしゃみを連発したり、咳き込んでしまっては周りの目が痛そうです(困った時代になっちまったよ)
そこで、花粉症やその他のアレルギー反応の症状を薬だけに頼らず、できるだけ緩和したいあなた!一番の近道は食事からだって知っていましたか?
検査では花粉症でも症状は出ないようにできる!
実は私のアレルギー血液検査はスギ花粉が引っかかるんです。
あれは妊活をすごく頑張っていた36歳の時。友達とバレエの舞台をみていたら突然くしゃみが止まらなくなりマズイことに!
検査にいったら案の定スギ花粉でした。
その時はまたマクロビオティックと出会っていないので、ひどい食生活の毎日でしたが39歳で始めた食養生のお陰で花粉症の症状はすっかり治まりました。
しかし、私も気を抜いてしまい「食と生活習慣」が乱れるとくしゃみがでます。
どんな風に気を抜くと花粉症の症状がでるの?
まず、アレルギー体質を改善していくためには、最初は引き算です。
これが現代人は苦手なのです。「花粉症には○○サプリメント」「○○を食べるだけで花粉症が良くなる」といった情報が沢山溢れていますが、そういった足し算をする前に最初にやるべきことは、アレルギー体質を作る食材を避けることです。
私に限らず、現代人の多くは油と砂糖が自分の体に対して多すぎると不調が出てきます。
油と砂糖が多い食事といえば洋食メインの生活です。
「私がこんな食生活だったらくしゃみが出ます!」という例を作りました!
8時半起床
朝食 カフェオレ、クロワッサン、シナモンロール、ウインナー、サラダ、ヨーグルト
間食 チョコレートクッキーと○○フラペチーノ
昼食 ピザ、大盛りサラダ、食後にミルクティー
間食 バタークッキー、バナナ、コーヒー(砂糖、ミルク)
夕食 焼肉レストラン、ビール、食後にアイスクリーム
25時就寝
だいぶ極端に書いたつもりですが、意外とこの例に近い生活をしている人は多いのではないでしょうか?
洋食中心で和食が少ないということは?
この例とにかく油と砂糖と小麦粉が多く野菜が少ないですよね。解説しましょう。
お寝坊して、朝食では脂っこいパン(小麦粉)、体を冷やす生野菜に、加工肉と乳製品……どれも日本人の体が好まない食材です。
昼食も野菜が少なく、油が多いピザ、健康に良いと思って沢山食べているが実は冷えるサラダ、ミルクティーでまた乳製品。
間食も常に砂糖、油のオンパレード。
夕食はまたまた油どっさりの焼き肉、そして冬でも冷えたビール、砂糖と乳脂肪たっぷりのアイスクリーム……そしてアルコールもアレルギー症状を悪化させます。
からの、とどめに夜更かしです!!ですからまた翌朝もお寝坊でしょう。
体のリズムを整えることも免疫力をアップさせる時には欠かせません。
一見、本当に良くある食生活に見えますが、アレルギー体質を改善したい人や、妊活を頑張って子宝体質になりたい人にとっては絶対にやって欲しくない食生活です。
なぜかというと、アレルギー体質を改善する鍵は「腸内環境の改善」にあるからです。
腸内環境を整える食生活とは?
では先ほどの例とは逆に、アレルギー体質を改善したいときの食生活の例をあげましょう。
6時起床
朝食 ごはん、大根とネギの味噌汁、納豆、ぬか漬け、リンゴ、番茶
昼食 キノコとトロロの温かい二八蕎麦、ホウレン草のお浸し、レンコンのきんぴら小鉢
間食 醤油せんべい1枚、乾燥なつめ2個、クルミ少々、緑茶
夕食 タラの鍋(タラ、白菜、長ネギ、しめじ、豆腐、水菜、しらたき)、ごはん、みかん
22時半就寝
どうですか?最初の例と比べて圧倒的に油の量が抑えられて、(油断大敵ですから油ゼロはダメです)砂糖の摂取もなく自然の甘味で間食や食後のデザートを満たしています。
そして食物繊維がたっぷり摂取できていますね!野菜の量が多くなっているのです。
こういう食生活を続けると腸内フローラ、すなわち腸内環境が整い、排便がスムーズになりバナナ3本分の便も夢ではありません!
アレルギー体質を改善するにはとにかく排便を大切にして、そこからスタートなのです。
食生活を改善して花粉症が改善された人は私をはじめ沢山の方が経験しています。
「○○が花粉症に良い」というよりも、まずは引き算が大切であることを常に思い出して下さいね!
子宝カウンセリングを受けたことがあり継続コースをご希望の方
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マクロビオティックをベースに「食と生活習慣」を見直す方法を具体的に書きました。
妊娠にむけて体作りをベースからしっかり始めたい方、不妊、婦人病に悩む方、穏やか更年期を迎えたい方へ
とにかく簡単で楽しい食養生の方法をお伝えします!