今とても話題になることの多い「潰瘍性大腸炎」
皆さんはこの難病指定の病気をいつから知りましたか?安倍さんの問題で取り上げられるようになってから知った人も多いのではないでしょうか?
聞いたことはあるけれども、何が原因かはわからないというかたも多いのでは?
まずは潰瘍性大腸炎とはどんな病気なのか簡単に説明します。
潰瘍性大腸炎はこんな病気
持続する炎症が大腸に生じる病気で、大腸の粘膜に潰瘍やびらん(ただれ)ができてしまいます。
腹痛や下痢、血便、体重減少などの症状が現われ、一度、発症してしまうと、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
治療が不十分で病気が進行すると、大量に出血をしたり、腸管が破れるなど、重篤な状態になることがあります。
現在のところ、潰瘍性大腸炎の原因は分かっていませんが、本来外敵に対して働く免疫システムが、自分の大腸を異常に攻撃している状態といわれています。
発症する患者の数は年々増加しており、15歳から35歳頃に診断されることが多いのですが、乳幼児期を含む小児期に発症することも珍しくありません。
ようはアレルギーやリウマチなどと同じ感じで自己免疫疾患なんですね。
実は、最近、私の子宝カウンセリングでも潰瘍性大腸炎のご相談が増えてきています。
「潰瘍性大腸炎を患いながら妊活を同時進行したい」「自分の夫が実は潰瘍性大腸炎だが、薬だけ服用し食事はどうしてよいかわからない」など、同じ潰瘍性大腸炎でも悩む方向は様々です。
現代の西洋医学では潰瘍性大腸炎の根本の原因は不明です。
ストレス、暴飲暴食、生活の乱れとは言われていますが、何がどうとまでは、はっきりとはわからないようですね。
ですから「薬を一生飲んでください」と病院で言われ、“一生治らない”といわれる難病指定なのですね。
マクロビオティック望診法の視点でみると潰瘍性大腸炎は「肺・大腸」
ではマクロビオティック望診法ではどう考えるでしょうか?
陰陽五行では「木」「火」「土」「金」「水」の5つの柱に体を当てはめて考えます。
「金」は「肺・大腸」を司る柱ですが、この柱が弱って腸の病気やアレルギー(アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症等々)の引き金になるとマクロビオティックでは考えます。
不思議ですよね?なんで肺と大腸が同じ柱?と思いますよね?
東洋医学ではこれが常識なのです。表裏一体の関係なのです。
体は繋がっています。臓器同士がちゃんとお話しているわけです。
「肺・大腸」を弱らせた原因を考える
ではここで「勝手に望診!」ということで安倍晋三さんの写真を拝借し、恐れながらも望診させていただきたいと思います。
あなたは安倍さんのお顔の特徴は何だと思いますか?
一番の特徴は全体的に垂れている顔の筋肉、皮膚です。
締まっているというよりは、全体的に下に落ちて、緩んでいる皮膚なんです。(安倍さんすいません)
この顔に現れる独特の「たるみ」はマクロビオティック望診法では乳製品過多と考えます。
そして「陰性食品」の過多です。特にお砂糖です。乳製品にお砂糖と言えば……アイスクリームですね!
どうやら、巷で流れるお話では安倍さんはアイスクリームがお好きらしい。家の冷凍庫に在庫がないと機嫌が悪くなるという噂も。
そこで、こんなサイトを見つけました(笑)
有名人データベースPASONICA JPN
安倍晋三
◆私生活
・好物…ピラフ、とんこつラーメン、焼肉、鶏肉、ホルモン、アイスクリーム「ププ」
・酒はほとんど飲まない
・タバコを吸わない
・健康法…青汁
・持病…潰瘍性大腸炎、花粉症
本当に分かりやすいですね。
好物が油系とアイスクリームです。
これらは五行のなかでは「土」の柱で「脾・胃」五味では甘みに属するのですが、実はこの「土」は「金」の柱すなわち「肺・大腸」を助けてくれるお母さん役なのです。
しかし、甘いものや油が多すぎてこの「土」が「金」を助けてあげる力もない……
もしもこれらを好物だからと高頻度で食べる生活を長く続けたら、軽くアレルギー(花粉症)は全く不思議ではないです。(勝手な推測ですが、おぼっちゃまなので、欲しいと言えば何でも食べられる環境だったのではないでしょうか?どうだろ?)
プラス総理大臣だったのですから、そのストレスは想像を超えるものでしょう。
マクロビオティック望診法で考えると安倍さんの潰瘍性大腸炎の引き金は?
ずばり、アイスクリーム(スイーツ)と肉食、油っぽい食事が自分の体の許容範囲を超えていた。そしてストレスも許容範囲を超えていたと考えます。
またそれらの食の好みやストレスをカバーできるほどの食養生が日常になかったのではないでしょうか?
健康法に青汁と書いてありますが、青汁は搾り出しタイプの上質なものであれば確かに良いでしょう。
しかし、食養生の基本は足し算よりもむしろ引き算が大切です。スイーツと脂っこい食事と決別した上で青汁を取り入れていく状態でないと、青汁の効果は半減でしょう。
どんな人生を送りたいかは「食」で決まるといっても過言ではない
体調を崩してしまったが故にやりたかった仕事や趣味、勉強などをあきらめなくてはいけない人は沢山いるでしょう。安倍さんもそのうちの一人です。
ではそのような時にどの位の人が、「何故病気になってしまったのか?」を食と生活習慣,考え方や心の癖などの観点から真剣に深く考えるでしょうか?
病院で検査をし、診断が出て「原因はわかりません。薬は一生飲んでください」と言われ「そっか、原因はわからないんだな。先ずは薬を飲めばいいんだな。」となる人が多いのではないでしょうか?
長い人生、本当に自分の体と心に向き合わなくていいのでしょうか?
舌から喉までのほんの数十センチの快感の為に、やりたいことが出来なくなる人生はなんだか寂しい気がします。
私の子宮筋腫が教えてくれたこと
私の場合は38歳で不妊治療で悩んでいた時に子宮筋腫が大きくなり摘出手術を受けました。多発性でしたので再発の可能性は高いです。
再発は避けたかったので、食事など気を付けることはあるかどうか医師に聞いたら「何もない」と言われました。
しかし、その後私はマクロビオティック望診法に出会い食養生を学び、実践して40歳と43歳で出産しています。
あれから9年。子宮筋腫は再発していません。
38歳の私に子宮筋腫が教えてくれたんですね。「おまえさんは肉と甘いものの量と回数をコントロールしなさい」と。
「あなたはあなたの食べた物でできている」「You are what you eat」
「食べてはいけないものは無い。問題は自分の体質、体調を知り、量と頻度に気を付けることが出来れば良い」
これが私が学び、今たくさんの方にお伝えしたいマクロビオティック望診法です。
きっと安倍さんも最後まで総理を務めたかったはず。でも病気で叶わなかった……
私がいうのもおかしな話ですが、安倍さんにはしっかりお休みいただいて、食と生活習慣を整え(アイスクリームは卒業していることを願います)、人間として楽に生活できたらいいなあと安倍さんの挨拶をTVでみて考えました。
ちなみに、菅総理はこれまた「甘党」!パンケーキがお好きだそうで!
はい、お顔を見れば一目でわかりますよ、菅さんが小麦系のスイーツが好きだということが!そしてスイーツ好きにはある特徴があります。
長くなりましたので、この話はまた次回にしましょう!
子宝カウンセリングを受けたことがあり継続コースをご希望の方
★著書のご紹介★
マクロビオティックをベースに「食と生活習慣」を見直す方法を具体的に書きました。
妊娠にむけて体作りをベースからしっかり始めたい方、不妊、婦人病に悩む方、穏やか更年期を迎えたい方へ
とにかく簡単で楽しい食養生の方法をお伝えします!